おはようございます。
前回に引き続き、私むぎ子の、リアルRPG第2話になります。
第1話では、
焼肉屋さんに一人焼肉をするため出かけたのですが、どこもかしこも人が多すぎてすぐにはお店に入れない事態になってしまった。
果たして、むぎ子は焼肉にありつけるのでしょうか?
というところまででした。
今回は、その続きです。
では、はじまりはじまり〜
食べ物の強い誘惑
むぎ子は、街にある数々の素敵なお店ときらびやかな装飾、売り込みの声を目と耳にしながらも、
頭の中は、焼肉でいっぱいなので、脇目も振らずに移動します。
しかし、こう人が多いと疲れてしまいます…
例えるなら、
まだ何もしていないのし、HPが減っていく…
そのような感じです。
てくてく、てくてく。
歩いていて、
だいぶお腹も空いてきた…
ちゃんとカレンダーが赤い日であることを把握すべきだった…
こんなに人が多いと、一人で焼肉を食べるのも恥ずかしいな…
ゆっくり食べれないのではないだろうか…
やっぱり今から帰ってプランBに切り替えてもまだ遅くはないのではないだろうか…
など、ぐるぐる考えながら歩いていると、
突然、むぎ子の前に、誘惑が!
『美味しそうなお弁当屋さんだなー。中華もある!今は焼肉モードだけど、2日前は中華食べたかったんだよね…』
おっと!
時間がなくなるから急ごう!
焼肉屋さんを探しました。
ここはどこ?
さらに進んでいくと、
キョロキョロ………
…あれ?この辺りも焼肉屋さんがあるはずなのにないぞ?
ネットで調べたんだけどなー…
……あっ!間違えてる!
そうです、私むぎ子、慣れない隣町で場所を間違えました。
このリアルRPGゲームは、なんて入り組んだダンジョンなんだ…笑
マップの見方を間違えていました…笑
正しい場所はわかったけど、ここからまた少し歩くとなると…
ここまで来る途中にあった、
さっき見てきた焼肉屋さんに戻って並んだ方がいいかもしれない。
雰囲気も良さそうだったし、次の場所の方がいいとも限らないし…
んー、どうするべきか…
悩んだ結果、
戻ることにしました!
そして、また混雑している同じ道を引き返しました。
ランチに間に合わない
やっと戻ってお店に到着したのですが、
やっぱり混んでる…
お店の前を行ったり来たり…
ウロウロ…
横目で店先にあるダミーのメニューを見ながら、
なんて美味しそうなメニューが並んでいるんだろう!
あと少しであのメニューに辿り着くんだ!と思いながら行ったり来たり…
つまり、もうすぐ、むぎ子のリアルRPGは、
ボスに遭遇するんだ!笑
でも、踏ん切りがつかない…
やはりボスのいる場所に突入するのにはなかなか覚悟がいる!笑
店内を覗いて見ると、よくは見えないがパッと見た感じは、
一人で食べている人も見当たらないようだ…
そうは言ってもここでウロウロしていても何も始まらない。
そうだ!私は昨日から迷った結果、
今日、焼肉屋さんで一人焼肉を食べると決めたんだ!
そのために、今ここにいるんだ!
思い過ごしかもしれないのだが、
並んでいる人からの『あの人も並ぶのかしら?』という目も感じる気がする…
でも、
もう聞くしかない!
えいっ!!
意を決して入り口に立っている、店員さんに声をかけました。
RPGに例えると、
つまり、ボスの居場所には門番がついているというわけですね。笑
むぎ子は、門番に話しかけた。笑
むぎ子→「すみません。どれくらい待ちますか?」(小声)
店員さん→「30分くらいなのですが、そうすると、ランチタイム終了に間に合わないかと思います。」
なるほど…この時点から30分後となるとランチタイム終了から10分過ぎてしまうのか。
ランチタイムがあることすら知らなかったが…それは残念。
むぎ子→「通常メニューは注文できるのですか?」(声小さい…)
店員さん→「できます。」
むぎ子→「(店先に置いてある)メニュー表見てもいいですか?」
店員さん→「どうぞ!」(笑顔)
むぎ子は、店員さん優しくてよかったーと思いながら、メニューを見ることにした。
ついに、むぎ子はメニューというアイテムを手にした!
ボス=焼肉はもう目の前に!
第三話へ続く…
ようやく、焼肉屋さんに辿り着き、むぎ子はその門を叩いた。
昨日から考え始め、長い道のりだった…
メニューには一体どんなものが書かれているのか…
それでは、今日はここまでにしておきましょう。
続く…
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