【マネジメントのポイント】スタッフの自主性を引き出す方法|新任女性管理職の体験談

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仕事

田舎暮らしのむぎ子(自称バリキャリウーマン)と申します!

簡単に私の経歴をご紹介させていただきます。

私むぎ子は、とある田舎に住んでおります。バリキャリといえば都会のイメージだと思いますが、
私は田舎でバリキャリ生活を実践し、奮闘しております!
これまで、私むぎ子はプレイヤーとしてはトップの成績を出していました。
最近、新任マネージャーとして、マネジメントに関わるようになりました。
マネジメントは初心者なので、『もしドラ』を教科書として真似して学び、実務で実践し、日々奮闘中の業務内容をこのブログでお伝えしております。

詳しくはこちら→【祝・昇進&転身】田舎バリキャリむぎ子|プレイヤーからマネージャーになりました!

今回はついに一つ目の山場、

『面談』

を実践するタイミングを見つけたので、そちらをお伝えさせて頂きます!

『面談後、スタッフは今までより自主的に働いてくれるようになりました!』

また、面談を通してスタッフの考えを聞くことや、スタッフの目標や方法性を一緒に決めることもできました。

しかし、
どのようにして面談を行うのか?
ただ雑談をしてコミュニケーションをとったつもりになってしまっては、
元も子もなくなってしまいます。

そこで今回は、面談前に抑えておきたいポイントのお話しをさえて頂きます。

それは、

【面談でスタッフから何を聞き出すのかということ】

です。

結論、
面談で確認するポイントは、
【スタッフも顧客である。として、スタッフが求める価値、必要とし、求めている満足を知る

ということになります!

皆様もどのようにスタッフに動いてもらえば良いのかということに関して、悩まれるのではないでしょうか?

この記事を読むと、
新人マネージャーの私が、実際に体験した、
スタッフやチームが今までより自主的に働いてくれるようになる方法がわかるようになります。

では早速お伝えさせて頂きます。

面談が必要な理由

『経営の新人マネージャーが【もしドラ】の内容を真似してそのままマネジメントを実践したらどうなって行くのか?』

私は、自分がマネージャーに転身し、マネジメントをしていかなければならないとわかった時点で、
マネジメントの勉強も兼ねて、
【もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら】
という本を読みながら実務で実践しているのですが、
そこに序盤に出てくるのが、面談です。

主人公のみなみが面談をする経緯と、私の状況を照らし合わせてお話しさせて頂きたいと思います。


部員も顧客、スタッフも顧客。

もしドラの中では、ドラッカーのこの本の内容に基づいて、部員の現実、欲求、価値を聞くために面談を行うのですが、
そこに至る経緯として、スタッフも顧客とする考え方があります。

つまり、マネージャーの私からすると、
同じチームスタッフのみんなは顧客ということになります。

 これまでマーケティングは、販売に関係する全職能の遂行を意味するにすぎなかった。それではまだ販売である。われわれの製品からスタートしている。われわれは市場を探している。これに対し真のマーケティングは顧客からスタートする。すなわち現実、欲求、価値からスタートする。「われわれは何を売りたいか」ではなく、「顧客は何を買いたいか」を問う。「われわれの製品やサービスにできることはこれである」ではなく、「顧客が価値ありとし、必要とし、求めている満足がこれである」と言う。(十七頁)

 この一説を読んで、みなみは気づかされたことがあった。それは、「自分はすでにマーケティングをしてきた」ということだった。

引用:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら|岩崎夏海著

実は、私むぎ子には、
『このスタッフでNo. 1の業績を収めたい!』という、目標があります。
しかし、
スタッフにこのことを伝えるべきか迷って話をしていませんでした。

なぜなら、スタッフが、
・そんなの望んでいない。
・あわよくば、なれたら嬉しいけど、そこを目指しては頑張りたくない。
などを思ってしまったら、
私とスタッフの間に気持ちの乖離が生まれ、バラバラになってしまうのではないかと考えたからです。

でも、これは本当に言っていなくて良かったです。

これを先に言ってしまっていたら、
まさに、『製品からスタートしている』ことになってしまっていたからです!

マーケティングは、顧客からスタートする。

続いて、もしドラで出てくる部分ですが、

 夏の合宿で野球部を観察したのも、やはりマーケティングだった。
 そこでは、「野球部を甲子園に連れていく」という自分の欲求を言うのではなく、まず観察から始めようと思った。それは、「われわれの製品からスタート」するのではなく、「顧客からスタート」しようとしたことに他ならなかった。部員という顧客が「価値ありとして、必要とし、求めている満足がこれである」というのを調査することから、マネジメントを始めようとしたのだ。この時は、まだ部員たちが顧客だとわかっていなかっらから意識していなかったが、みなみはすでに、ちゃんとマーケティングをしていたのである。
 ただ、それはいまだにはっきりとした成果には結びついていなかった。夏の合宿では、みなみは思うように野球部をマーケティングできていなかった。

引用:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら|岩崎夏海著

とあります。

実は、私も全く同じような状況でした。

まず、
この時、幸いにも面談前の私も、
『このスタッフでNo. 1の業績を収めたい!』という自分の欲求を言っていませんでした。

また、人間観察中にスタッフを知りたいという気持ちも強く感じておりました。
それは、始めは、現役プレイヤー時代のむぎ子は、自分のクライアント様とのやりとりに精一杯で、他のスタッフと談笑をする時間もあまりなかったからということがあります。
そして、マネージャーになり、『もしドラ』のように人間観察をする中で、スタッフを知りたい。
今、スタッフは、何に夢中で、何を大切にしていて、何を考え仕事をし、何に悩みを感じるのか。そのために何を望み、どうなりたいのか。などを知りたいと思うようになっていました。
なぜなら、私とスタッフは同じ人間ではないのだから。
ということを強く感じるようになっていました。

私も、スタッフたちが顧客であるということを意識してはおりませんでしたが、ちゃんとマーケティング出来ていたということになるでしょう。

さらに、
私も、この時点ではっきりとした成果には結びついていませんでした。

つまり、面談前の私は、
『もしドラ』の内容を意識していたとは言え、この時点では同じような状況になっていたと言えます。

顧客であるスタッフへのマーケティングでの成果とは?

では、一体、どうすれば、このマーケティングは成果に結びつくのでしょうか?

『もしドラ』の主人公みなみも苦戦するのだが、成功事例がありました。

 そんな中で、唯一うまくいったのは二階正義へのマーケティングだった、みなみは、ひょんなことから、彼の「将来は起業家を目指す」という欲求や、「心身を鍛えたり、人脈を作ったりするために野球部に入った」という価値を知ることができた。
 これこそがマーケティングに他ならなかった。これこそが成果だった。それは小さな一歩ではあったが、しかし確かな前進であることには間違いなかった。
 だからみなみは、こういう小さな一歩を積み重ねていくことによって、今後もマーケティングを進めていきたいと考えた。

引用:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら|岩崎夏海著

とあるように、
そもそも野球部員が、野球が大好きで、野球がしたいから野球部に属しているとは限らない訳です。

これは、仕事もそうだと思います。

・たくさん稼いで、良い暮らしがしたい。
・欲しいものがあるからお給料が欲しい。
・家業を継ぐための足掛かりにしたい。
・実家に住みたい。
・地元に暮らしたい。
・業績No. 1をとって知名度を上げたい。
・どうせ仕事をするなら、人と関わり成果をあげ承認欲求を満たされたい。
などなど・・・

そのために、この会社に属している。ということになります。

このようなスタッフの現実や欲求、価値を聞き出し、知ることが、
私の仕事での、スタッフとのマーケティングの成果と言えるのだと思います。

面談を行う口実

一人一人の欲求や価値を聞き出し、知ることには時間がかかります。

『もしドラ』では20人を超える部員がいて、時間にして1時間ほどを費やしています。
また、主人公の幼馴染で、入院中のもう一人のマネージャー夕紀が、聞き上手なので、
夕紀の「お見舞い」に来てもらうという口実で、
スケジュール調整をして、聞き取りを行っていきます。

私も、やはり、まとまって時間を取らないといつまで経っても話ができないですし、きっかけがないと話しにくかったので、何か口実を探していました。

そんな時、格好のチャンスが到来しました!

『ボーナス時期』が来たのです!

例年、ボーナス時には、マネージャーと一言交わすようになっていました。
そのことを利用して、
私も面談を行い、スタッフが価値がありとし、必要とし、求めている満足を聞き出すことにしました!

このタイミングは本当に良かったです。

時間は1時間もかけず、一人当たり約10〜15分くらいでした。

まとめ

今回の面談時に確認するべきポイント

【スタッフも顧客である。として、スタッフが求める価値、必要とし、求めている満足を知る】

ということは、

ピータードラッカーのマネジメントから、主人公のみなみがヒントを得て行なったことです。

私は自分の意見、スタッフに目標を押し付けてしまう前だったので、本当に良かったです!

事前にこのポイントを押さえておくことで、
しっかりとした聞き取りが出来るようになり、面談も効果的となりきっと成功することでしょう!

そうすれば、皆様のどのようにスタッフに動いてもらえば良いのかということに関しての悩みも解決に近づくのはないでしょうか?

さて、だんだんと面談が近くなってきました!

マネージャーの皆様、マネジメントに携わる皆様の悩みはきっと尽きないのではないでしょうか?
もし田舎で奮闘中の私むぎ子の体験談が、マネージャーの皆様の何らかのお役に立てれば嬉しいです。
次回以降も、そのような気持ちでブログを書いていきたいと思います。

皆様も、『もしドラ』を読んでみませんか?
本当にためになる話ですよ。
マネジメントの父と呼ばれたピータードラッカーのマネジメントを、野球部のマネージャーに例えてわかりやすく書いてあるので読みやすいです。


最後までありがとうございました!
また、今後とも新人マネージャーむぎ子の体験談を、よろしくお願いいたします!

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